経営書

ビジネスの極意は、インドの露天商に学べ! |ラム チャラン

ビジネスの極意は、インドの露天商に学べ!ビジネスの極意は、インドの露天商に学べ!
ラム チャラン
角川書店 刊
発売日 2001-10
価格:¥1,260(税込)
オススメ度:★★★★


インドでの少年時代、ラム・チャランは家業の靴屋を手伝いながらビジネスについて学んだ。その後ハーバード・ビジネススクールを卒業した彼は、今では大小さまざまな企業のトップにビジネスのノウハウを教えるアドバイザーである。
少年時代の経験から彼が学んだのは、ビジネスには「果物を売る小さな露店にも、フォーチュン紙のトップ500社に選ばれる大企業にも」当てはまる普遍の法則が存在すること、そしてその法則を理解することで培われた眼識はどんな事業にも通用するということだった。『What the Ceo Wants You to Know』は、そういった能力を身につけるための入門書であり、チャランは行商人や小さな商店の経営者たち特有の考え方を用いて、本書のテーマを例証する。
たとえば、ニカラグアのマナグアで出会った女性の話だ。小さな手押し車に衣類を乗せて売りさばいていた彼女は、借金の厳しい返済利子をものともせず、売れ残った在庫品から巧みに選びだした衣服にわずかばかりの利幅をもうけ、常に商品の回転率をよくして商いを繰り返していた。この話をもとに、露店商だろうと巨大企業だろうと「商品の流れが早ければ早いほど返ってくる報酬も大きい」とチャランは指摘する。さらに彼はこの考え方を、キャッシュフロー・ジェネレーション、顧客満足、その他のビジネス上の要素に当てはめながら、利益を上げる企業になるための普遍的な法則を描き出す。「企業の最高経営責任者が理想とするのは、これらの基本原則をビジネスに生かす手腕をもつ社員だ」と前置きしたチャランは、本書のテーマを明解な語り口で非常にわかりやすく説明している。

経営本としていいかも 2006-12-12
経営の本質を教科書的に分かりやすく書いてあると思います。

「キャッシュ、利幅、回転率、資本利益率、成長、顧客」、この6点がポイントだと。

しかも企業の大小に関わらず最重点だと。



うなずけますね。納得します。そして分かりやすい。この点に関しては良書でしょう。



しかし目線がどこまでも経営者の目線で書かれていますの、従業員の感情や生活に関しては、ほとんど無視されています。

「企業が成長し生き残る」といった企業優先の前提が主となって書かれています。

どこまでも経営者の目線からの本です。

この点に関しては疑問を感じるところもあります。ですから経営のポイント6点意外は、参考にならない部分も多々あります(後半部分)。

ある意味、縦割り組織的な発想なのでしょう。



前半部分だけでこの本はOKだと思います。

またタイトルの「インド」は不要でしょう。現在の日本では多くがインドと聞いてピンときません。

「ビジネスの極意は、小さな露天商にあった!」とかにした方が良かったと思います。


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この記事は2007/2/2に作成しました。


2007年02月02日 12:00