人生論・教訓

思い込みをすてなさい!―人生に奇跡を起こす法則 |ジョセフ マーフィー

思い込みをすてなさい!―人生に奇跡を起こす法則
ジョセフ マーフィー
三笠書房 刊
発売日 1998-11
価格:¥560(税込)
オススメ度:★★★★




死してなお、人々を救う 2006-02-01
苦しかった。



「成功者の告白」でレビューしたように、ワンマン体制の会社で嫌がらせを受けていた私は、退職後も心の葛藤を抱えていた。

ジョン・オニールの「成功して不幸になる人びと」同様、他の車に割込みされただけで、激しく怒り狂う自分に青ざめた。



「俺はいったいどうしたのだ?こんなのは俺じゃない!!」

自分のことを聖人君子とはもちろん思っていなかったが、これではまるで、人でなしのワンマン社長達となんら変わらないではないか?

このまま起業すれば、家族や社員を苦しめてしまう!





小さなことで恋人とも喧嘩し、別れの危機まで迫っていたその矢先、この本に出会った。





マーフィーのくれた処方箋は、

【許すこと】

だった。



「馬鹿を言うな!?恋人ならともかく、俺に嫌がらせをしたあんな奴らまで許せと言うのか!?」

とても受け入れられるものではなかったが、他に選択肢が無い今となっては、努力するしか無かった。





まず、身近な人びとの幸せをイメージしてみた。

恋人が、家族が、友人が、私を慕って微笑んでいる様子をイメージした。



心が洗われるようだった。

今までのわだかまりが、急速に消えていった。





そして私に嫌がらせをした面々が、私を信頼し、笑顔を向ける場面をイメージした。



処方箋は完璧だった。

私の氷の心は溶け、涙に変わった。





すべてのネガティブな感情は、もはや私には存在しなかった。

いつもの大好きな自分が帰ってきたのだ。

いや、前よりずっと良い奴になって帰ってきた。



その後はすべてが好転した。

私は立ち直ったのだ!

恋人とも、もちろん、仲直り出来た。





すべては私の心の問題。

そしてそれは、私にしか解決できないのである。





宗教書は、哲学の良書だと知ってはいたが、キリスト教は嫌いだった。

イスラム教と違い、

「私がこの人を救わねば!」

という、お節介さが苦手なのだ。



しかし気がつくと、この本を友人に配り歩く自分がそこにいた。



マーフィーの冥福を祈ります。


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この記事は2006/10/24に作成しました。


2006年10月24日 22:50