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買物脳―成功する企業になるための5つのキーワード |本間 理恵子

買物脳―成功する企業になるための5つのキーワード買物脳―成功する企業になるための5つのキーワード
本間 理恵子
主婦の友社 刊
発売日 2003-07
価格:¥1,680(税込)
オススメ度:★★★★


男女の行動や能力をパターン化し、その性差を解き明かそうとしている本は数多い。本書も、男性と女性の買い物における行動や意識の違いを、さまざまな調査や分析結果に基づき、明らかにしている。しかし本書の目的は、性差を知ることではない。そこから一歩発展し、新たな買い物行動を喚起したいと考えている企業に対して、「売る」ためのキーワードを提案することである。そのキーワードの前提として把握しておくべきなのが、「『男脳型』的な買物行動」と「『女脳型』的な買物行動」の相関性について。もちろん、ここで言う「男脳」や「女脳」とは、そのまま男性や女性を表す訳ではないし、どちらが優れているという訳でもない。
本書のユニークなところとは、全体のイメージや心地よさを大切にする「『女脳型』的な買物行動」は、スペックを追求する「『男脳型』的な買物行動」の外側にイメージバリアを張りめぐらせているようなものだという主張である。確かに「女脳型」の人とはいえ、スペックを全く無視して物を購入しているわけではない。そういった細部の検討に入る以前に、自分にとってカッコイイか否か、気持ちいいか否かなどというイメージで、商品を取捨選択する傾向が強いというのだ。
良い物さえ作っていれば売れるはずと信じてきた企業にとって、このイメージバリアの存在は手強いだろう。本書に多数引用されている一般の人のコメントや、「45rpm」という服飾ブランドのケーススタディー、テレビを例にしたワークショップには、お客様予備軍のイメージバリアをどうすれば通過できるか、そしてどうすればリピーターになってもらえるかのヒントに満ちている。売り方に悩む担当者、必読の本であるといえよう。(朝倉真弓)

これからの仕事の参考に・・ 2003-08-26
現在、某健康食品の会社で、ネットショップの運営を任されています。
そんな中で、いつもぶちあたるのが、「なぜ、同じものを売っているのに、売れる会社と売れない会社があるのか・・」という壁。
でも、この本を読んで少しその理由がわかったような気がしました。
「買い物は楽しくなくっちゃ。」
女性というのは、こういう買い方を好むんですね。
私自身が、買い物度測定テストで、どちらかというと、女性脳よりは、男性脳的な買い方をしていたので、ついついその点を見逃して、仕様・効能重視な売り方をしてしまっていました。
でも、女性の購買者の多い、ネットショップでは、やはり、その特質を生かした売り方をしなくてはいけないのですね。
確かに、プレゼント企画や共同購入などの充??したお店は、売り上げが良いといいます。
これも女性の購買心理をうまくついた企画だったわけですね。
今後は、この本で得た知識をフルに活用して、ページ作り、めるまがなどに男性、女性それぞれの購買心理をいかした店舗経営をしていきたいと思います。


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この記事は2007/6/22に作成しました。


2007年06月22日 11:28