思考法・発想法

齋藤孝のアイデア革命 |齋藤 孝

齋藤孝のアイデア革命齋藤孝のアイデア革命
齋藤 孝
ダイヤモンド社 刊
発売日 2004-02-06
価格:¥1,344(税込)
オススメ度:★★★★




第1章だけで買う価値あり! 2005-01-03
最近著作を連発して出版している齋藤氏。短期間大量生産だけに、内容は大したことないんだろ
うな〜、と一気に飛ばし読みしようと思ったら...正直びっくりしました。私自身、発想法や心理学的見地からの創造性研究について書かれた書物、論文を多数読みこなしてきましたが、その中でもかなり上位に食い込む内容です。特に秀逸なのが第1章。そこで展開される、Y=f(x)という考え方。つまり、xという商品にfという変数を組み合わせることで、Yというアイデアが出現するというコンセプト。素晴らしい。極言すれば、x=エンピツにf=消しゴムという変数を掛け合わせれば、消しゴム付きエンピツができてしまう、そういう思考過程を形式知化したのがこのY=f(x)という公式なわけです。第1章では、この公式に基づいた変数fの具体例が詳細に記載されています。アイデアと公式、一件矛盾しているように見える両者ですが、実は矛盾しない。アイデアを出そう、創造性を豊かにしよう、と謳っている本が溢れるほど存在するのも、それぞれの著者自身が自分自身のアイデア創出の公式を持っているから。そう考える時、このY=f(x)というのは自分のアイデア創出の公式を創造するための雛形に成り得ます。私はこの公式にさらに変化を加え自分のものとするため、マズローのチャックリストやクリティカルシンキングの技法を取り入れ、応用しています。このように、Y=f(x)はいくらでもその発展を遂げることができる。もし第1章を読み、私と同じように感銘を受けたなら、ジャック・フォスター氏の『アイデアのヒント』、博報堂の加藤氏の『考具』、あるいは少しマーケティング的な視点から、小阪氏の『失われた「売り上げ」を探せ』などを読むことをオススメします。きっとあなただけのアイデア創出の方程式を創れると思いますよ。


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この記事は2006/10/19に作成しました。


2006年10月19日 17:29